新車の慣らし運転を兼ねた5日間の長距離ドライブ旅行

中国・四国への慣らし運転を兼ねた長距離ドライブ

最近の国産車はエンジンその他の品質が高いので慣らし運転などはいらないと言われますが、やはり新車で購入したクルマは誰が何と言おうと始めは優しくしてあげたいとの思いがありました。

とは言え、試乗した際の胸のすくような加速感が気に入って購入したクルマであれば、一日も早くエンジンを回したいと思うのは極当然であり、私はその衝動にかられていました。

そんな私が選んだクルマはスバル・レガシィB4、水平対向6気筒3Lのエンジンと、AWSと称する全輪駆動のセダンに魅かれて購入したクルマでしたので大切に長く乗ろうと考えていました。

そのために自分なりに慣らし運転の基準を定め、先ずは走行距離3000km位まではエンジンの回転数をMAX3000回転とし、急加速は絶対にしない。

そして3000km走った時点でオイルとオイルフィルターを交換するとの決め事です。

ところが、それは平均的な月間走行距離から計算すると約4ヶ月を要することになり、それまではあの加速感を味わえないことになります。

そこで考えたのが、夏季休暇を使って「慣らし運転を兼ねた長距離ドライブ」をすることでした。

ルートは地元の神奈川県から太平洋側を走って四国・中国地方へ、そして日本海側を回って京都から名古屋へ、そしてそこから東名高速道路で戻るという計画でした。

出発当日の朝、エンジンを始動してから十分なアイドリングの後に東名高速道路の厚木インターチェンジに向かい、そこからは時速100kmの巡航速度を続けました。

ドライブ旅行が好きな私は、クルマで関西方面に行ったことは何回かありましたが、最初の宿泊地とした四国は香川県の坂出市までの距離を一気に走るのは初めてのことでした。

高速道路の途中にあるSAで何度か休憩し、相変わらずの時速100km走行で瀬戸大橋を渡る頃には夏の日が落ち始めていました。

坂出の宿までの走行距離は約700km、チェックインした時には流石に疲れを感じ、讃岐うどんを食べて早めに休むことにしました。

翌日は金刀比羅宮に立ち寄った後に高知の桂浜へ、そして愛媛の道後温泉に宿泊する予定でしたので、距離的には短く、快適なドライブと観光が出来たのと共に気持ちの良い温泉も楽しむことができました。

三日目は四国を離れ、広島県の尾道市経由で厳島神社へ、そしてその後は山口県の秋吉台の鍾乳洞を見学してから萩市に宿泊する計画でした。

その距離は約400kmですが、高速道路の安定走行とは違って時間的にはかなりきついドライブでした。それでも各名所での観光も充実していましたのでとても楽しい一日でした。

そして四日目、萩から鳥取砂丘を目指して約400kmの日本海沿いのドライブです。

途中島根県の出雲大社やシジミで有名な宍道湖に立ち寄り、その日の宿泊地となる鳥取砂丘に到着したのは夕方でしたので、日没前に急いで砂丘を見学したのですが、ラクダとの記念撮影が有料であった事には少々閉口してしまいました。

五日目はいよいよ神奈川に戻る日です。それまでに買い込んだ数々の土産物で一杯になったトランクの隙間に旅行バッグを積み込んで出発しました。

自宅までは京都・名古屋経由で約700kmですが、途中で天野橋立に寄る計画でしたので全行程で10時間位を予測していました。

これを走り切れば全走行距離は約2500kmになり、殆ど慣らし運転は完了となると思いながら快適なドライブを続けていました。

ところが、走り始めて2時間くらい経つと、何やらビビり音が聞こえ始めたのです。

クルマを停めて車体を見回すと、何と、後ろのナンバープレートのネジが一つ無く、ナンバープレートが斜めにぶら下がっていたのです。

もしかしたら何者かがナンバープレートを外そうとしたのでは?と不気味な気がしたのですが、ガムテープで応急処置をして再スタートしました。

すると途中でパトカーが後ろにつき、そして追い越しながら横目で私を見てはまた後ろにつき、いかにも私が怪しいかのようなそぶりをされましたが、停止を指示されることは無く無地に自宅に到着しました。

結果的に全走行距離は2700km、これで楽しかったドライブ旅行と共に慣らし運転を終えることが出来たのです。

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